一般の感覚とズレている芸能人【美容クリニックに来た困ったお客さん2】

一般の感覚とズレている芸能人【美容クリニックに来た困ったお客さん2】

こんにちは、美容看護師として働くヨッピーです^^

美容クリニックに来た困ったお客さんシリーズ第一話に引き続き第二話を書いていきたいと思います!

美容クリニックには芸能人の方もたくさん来院されます。

今回は、その中でも困った芸能人のお客さん事例を3つ紹介したいと思います。

特別扱いを要求するアイドルNさん

特別扱いを要求するアイドルNさん

アイドルNさんは、とある女性グループに所属していて、とても可愛いイメージで世間に知られている方です。

美容クリニックには芸能事務所とつながりがあり、通常の業務時間外で芸能人に対応するところもありますが、私が当時働いていた美容クリニックでは通常のお客様と同じように対応していました。

アイドルNさんは、特別扱いに慣れているせいか、予約や施術部屋・スタッフに関しても細かい希望がありました。

アイドルNさん

◎◎さん(スタッフの名前)にその時間、別の指名が入っていても、私を優先して!

アイドルNさん

部屋は一番奥の部屋じゃ無いとイヤ!

など細かく指定してくるのです。

希望に添えないことをいくら説明しても納得してもらえず、電話口で「なんでそんな事もできないの?!」と怒鳴られた事もあります。

TVで見るイメージとかなり違うな、、、と意外な印象を受けたのを覚えています^^;

サングラスを外さない若手女優Sさん

サングラスを外さない若手女優Sさん

女優Sさんはドラマや映画などに出演される若手女優さんです。

特徴のある名前だったので、聞いた時点で芸能人の方と分かったのですが、受付から診察室(もちろん個室)に移ってもサングラスを外そうとしません。

希望施術は二重手術だったので、目を診なければ診察もできないのですが、スマホの写真で希望を伝えてくるのです。

女優Sさん

いまの現状はこの写真の二重で、希望はこの写真の感じの二重です。

サングラスを外しての診察をお願いしましたが、「今日はカウンセリングを受けにきただけだから」と、最後までサングラスを外す事はありませんでした。

実際の目の状態を診ないで、Sさんに合った手術のお話しができるはずもなく、そのままカウンセリングは終了。

Sさんは当院で手術を受ける事はありませんでしたが、TVなどで見ると二重幅が変化していました。恐らくどこか他のクリニックで手術を受けたのだと思います。

サングラスを外さないまま、手術の話を進めたクリニックがあるのかと、今でも不思議に思っています。

予約時間に来院しないベテラン女優Kさん

予約時間に来院しないベテラン女優Kさん

ベテラン女優Kさんは芸歴数十年で、とても礼儀に厳しい方というイメージをTVや雑誌(インタビュー記事)などから受けていました。

ただKさんは予約した時間に来院する事は一度もなく、自分の勝手なタイミングやクリニックが終了する夜になってから、電話連絡もなくフラっと来院される方でした。

美容クリニックは通常、時間で機械の枠や部屋の枠を押さえているため、予約時間を過ぎると次のお客さんの施術に入ります。

連絡もなく来院されても通常は予約が詰まっているので、たまたまキャンセルなどが発生しない限り施術を行えません。

Kさんには何度も説明しているにも関わらず、

ベテラン女優Kさん

予約枠が終了した後でいいわよ。

と、おっしゃるのです。

予約枠が終了した後はもちろん閉院時間後なので、開院時間外での対応となってしまい、スタッフにも負担が出てきてしまいます。

今でも、私に合わせる事はごく当然じゃないの?といった感じで、お話された事を覚えています。

芸能人のプライベートに触れることのできる美容看護師

今回は3名の困った芸能人の方のお話をしましたが、人として素晴らしい芸能人の方ももちろんいらっしゃいます。

ただ特殊な業界で生きる方々なので、感覚が一般の人とは少し違うように感じ、対応に戸惑う事が多くあるのも事実・・・

今ではSNSでプチ整形の事実をオープンにする芸能人も増えていますが、ガッツリと施術をした(している)女優さんやアイドルの方は全くオープンにしていません。

芸能人の方のプライベートな部分に関われるのも、美容看護師として働く魅力の一つと言えるかもしれませんね^^