こんにちは。現在、美容クリニックで看護師として働いているヨッピーです。
このページでは以前に新宿で開催された、美容整形ジョブ主催「美容クリニック専門の看護師転職フェア」への参加レポート(前半・後半)を書いていきたいと思います!
ちなみに転職フェア前に受けた事前面談の模様はコチラのページで紹介しています。
【面談の注意点とフェア事前準備3選】美容クリニック専門の転職フェア前に事前面談を受けてきたヨッピー
今回、フェアに参加していたのは、
- 湘南美容クリニック
- 新宿美容皮膚科みずのクリニック(あおばグループ)
- タカミクリニック
- ツバキクリニック
- アリシアクリニック
- KANAC美容外科皮膚科クリニック(※現在は残念ながら閉院)
といった、大手・中小あわせて5つの美容外科・美容皮膚科クリニック。
ここでは、
- 第一部のプレゼンセミナーの様子
- メインとなる第二部のフリータイムについて
- そのほか転職フェアに参加して感じたこと など
Contents
美容クリニック専門の転職フェア@新宿に参加!悪天候でも大盛況
東京の転職フェアの開催場所は、新宿駅から歩いてすぐの新宿エルタワー30F。
天気はあいにくの雨でしたが、始まってみると当初予定されていたスペースから椅子がはみ出すほどの大盛況でした。看護師さんの美容クリニックへの関心の高さが伺えますね。
私は10分前に会場に着いたのですが、すでに15名ほどの列が受付のところにできていました。
受付では看護師免許証の写しと引き換えに、名札を受け取ります。続いて、ポラロイドカメラによる撮影があります。
写真は名札の中に入れるようにという指示がありました。担当のキャリアアドバイザーさん(転職コンサルタントさん)が名前と顔を確認するためのようです。
その色で認識されるのか、フェアの合間に担当キャリアアドバイザーさんが、気になる美容クリニックがあったか?転職活動の進み具合はどうか?など、タイミングをみて声を掛けにきてくれました。
受付ではそのほかにも
- 進行・注意事項のプリント
- 美容クリニックの詳細に関する書類
- アンケート用紙
- エントリーシート
- 書類を入れる手さげ袋
などを一式、渡されました。
転職フェア参加者は美容に関心が高そうな20代・30代が中心
まず初めに感じたことは、一般の看護師転職イベントに比べて参加者の特性が色濃く出ていたこと。
約1ヶ月前に参加したナースセンター主催の復職イベントや、ナース人材バンク(株式会社エス・エム・エス キャリア)主催の看護適職フェアでは、雰囲気も様々な20代~50代の看護師さんが参加していました。
一方、今回の美容クリニック転職フェアでは20代半ば~30代の若い女性看護師がほとんどで、「美容」に関心が高そうだなぁと思う方が多かったです。
たまたま近くに座った看護師さん3名は、エステでの肌のお手入れはもちろん、ヒアルロン酸注入、シミ取り、脱毛などは経験済みでした^^;
ちなみに私が見た限り、フェア参加者の中に男性看護師さんはいませんでした。
参加時の服装は自由とのことで、参加者の多くが綺麗目カジュアル。その中でも、すでに面接を意識してか、黒髪夜会巻き&かっちり目の装いで参加していた女性も・・・
その他、カラコン・明るめ茶髪・巻き髪・肌露出度高めの女性も数名いましたが、そちらは少数派でしたね。
「普段着での参加OKとあっても、採用担当の方が来られるなら、やはりキチッとした格好がよいのでは?」と私は思ったりもしていたのですが、本当に普段着で参加しても変に浮いたりすることはなさそうです。
【第一部のプレゼンタイム】数字より着目すべき2つの視点
開始時間になると、さっそく第一部の各美容クリニックのプレゼンが始まりました。
フェア前の事前面談で、キャリアアドバイザーさんからは「プレゼンは正直、WEBサイトを見れば分かる内容なので、フリータイムが目玉ですよ」と聞いていました。
ただ、今回は美容クリニック側も工夫していたのか、プレゼンのスタイルにもクリニックの個性が出ていて興味深かったです。
確かに、概要に終始していてあまり印象に残らない美容クリニックもありましたが、
- 発表者以外にも制服姿の看護師さんやスタッフが6~7人並んで華やかなインパクトを残す美容クリニック
- 動画を使って眠気を覚ましてくれた美容クリニック
- 恐らくエース級であろう美人ナースにうっとりさせてくれる美容クリニック
などなど・・・
当初はあまり興味がなかった美容クリニックでも、フリータイムでブースに行ってみたいな、と思わせてくれる工夫が随所に見られます。
その中で、プレゼンはクリニックの概要や数字的な部分を捉えるよりも、2つの大事な要素があることに気づきました。
(1)スタッフのサービス精神と(2)スタッフ間の連携度合い
まず、プレゼンで特に印象的だったのがアリシアクリニックです。
下を向いて資料を見がちな参加者に対して、
- 最初にCMを流すことで前に向けさせ
- 結婚した人・子宝に恵まれた人の数を具体的に挙げ
- 女性の夢・理想を叶えられる職場だとアピール
ユニークだったのはKANAC美容クリニック。最初に「皆さんが知りたいことだけ言います!」と、
- 休みの多さ(年間132日以上)
- 離職率0%(前・前々年度)
- 継続勤務奨励金(1・3・5年目)
だけをズバッと語り、「ブースに来てくれた方にはトリートメントが受けられるコチラのクーポンをプレゼントします!」とダメ押し。
それまで書類に目を落としていた参加者の頭が「ざっ!」と上がった様子は、まるでミュージカルさながら(笑)
やはりこういう特典(エサ!?)があるのは強いですね。
ヨッピー
短い時間でも記憶に残るプレゼンができるというのは、それだけ聞き手の立場に立って内容を練っているということ。
「プレゼンの巧みさ=美容クリニックの良さ」ではないですが、こうしたプレゼンでのサービス精神は、お客様へはもちろん、スタッフへのサービス精神の反映といってもよいと思います。
そこで、給料や残業時間など数字だけをチェックするのではなく、
- 限られた時間でどのような内容に絞られているか(参加者の視点に立った内容か?)
- 発表中の人事の方と看護師さんの連携(クリニック内の協力体制は?)
といった点に着目すると良いと思いました。
給料や残業時間、休暇日数などの数字については、配布される求人概要資料を見れば詳しく分かりますし、クリニックごとに比較しやすいフォーマットになっています。
美容クリニックのプレゼンではぜひ、その構成内容とスタッフ同士の連携度に着目してみるとイイと思いますよ^^
あと、美容クリニックの院長や看護師、スタッフさんから受ける「雰囲気」は当然ながら非常に大事です。
けっこう人間の直感は当たるもので、これから参加される看護師さんは、アンテナを張りながら自分とウマが合うかどうか、それぞれの美容クリニックをチェックしてみてください!
懐かしお菓子で和む休憩タイム~他の参加者との交流~
転職フェア参加者を募集していた特設ページでも案内がありましたが、休憩タイムにはお菓子と飲み物が提供されます。
飲み物はお茶やジュース各種、500mlのペットボトルが並んでいました。
お菓子は懐かしのウマい棒やチョコ、クッキー等の素朴なものですが、フェアが割と長丁場なのでエネルギー補給できるのは嬉しいですね^^
しかも、お菓子や飲み物が余っていたので、スタッフさんが「良かったら貰って行ってください」と、追加で持たせてくれました!
ヨッピー
また、写真も気前よく撮らせてくれました(駄菓子の看板を持っているのは主催者側のスタッフさん)。
何度も転職フェアに参加している看護師さんも・・・
この休憩中、せっかくなので近くにいた3~4人の女性参加者に話しかけてみました。
皆さん「どの美容クリニックにするか、まだ決めていない」とのこと。実際には狙っているところがあるのかもしれませんが、全員が「いやぁ~・・・」と濁しておられました。
話した方は都内の人ばかりで、一番遠かったのは東村山市の女性でした。その方は美容皮膚科狙いとのことでしたが、今回の転職フェアではピンとくる美容クリニックは無かったようです。
中には、ここ1年何度も転職フェアに足を運んでいるという女性も・・・なかなか現職を辞めることができず苦労しているのだそうです。
担当のキャリアアドバイザーさんに「焦らずタイミングを見ましょう」と励まされつつ、フェアに参加してモチベーションを保ちながらチャンスを待っているのだそう。
また、友人に付いてきただけで「大きな声では言えないけど、実は特に転職を考えてはいないんです」という女性もいました。この方はカフェBOOK狙いのようでした(※カフェBOOKは友人看護師と参加した時に貰えるクーポン特典です)
思ったより皆さん気さくにおしゃべりしてくれて、看護師さんってやっぱり優しい…となんだか私が癒されました。
ヨッピー
休憩時間はたっぷり確保されていたので、お菓子を食べたり雑談をした後、エントリーシートやアンケートの記入をこの間に済ませました。
【後半】では転職フェアのメインである第二部のフリータイムをレポートしていきますね!
ヨッピー