こんにちは、美容看護師として働くヨッピーです^^
今回は美容クリニックに来た困ったお客さんシリーズの最終話(第五話)です。
美容クリニックでは施術についてだけではなく、色々な場面で困った事が起こります。そんなお客さん達の事例です。
予約時間に来ないお客さん
美容クリニックは基本的に機械や部屋の枠をおさえて予約を管理しています。
施術によっては15分ごとに1時間4人の施術を行ったりするので、お話をしつつお客様に施術を行い、次の方を待たせないようにスタッフたちは対応します。
かなり時間がタイトですので、10分遅れるお客さんが1人いらっしゃると、そこから調整して巻き返すのはかなり大変です。
ただ美容クリニックに来院される方は、高額な契約で「お客様」としていらっしゃるので、なんとか対応しなければならない事も多々あります。
一般病院とは違うホスピタリティが必要とされるところです。
備え付け化粧品を持ち帰るお客さん
美容クリニックで顔の施術をする際には、施術前に洗顔をしていただく事がよくあります。
施術後には、基礎化粧品などがクリニックのメイクスペースに置いてあり、そこで身支度をしてからお帰りいただくのです。
最近では、各クリニックが独自に開発・製品化したドクターズコスメを配置している事もあります。
ドクターズコスメは一般の薬局などに売っている化粧品より高額である事が多く人気なのですが、メイクスペースからいつの間にか無くなっている事も・・・
うっかりなのか、意図的なのかは分かりませんが、持ち帰ってしまうお客さんがいるのです。
ヨッピー
お客さんのモラルによるところですが、カウンターで貸し出しにするといった対策をしているクリニックもあります。
キレイになる為に来ているクリニックで、そんな事をしてしまうって悲しいですよね。。。
高圧的なお客さん
美容クリニックでは、施術内容によって数十万~100万単位での契約になることも多々あります。
そして高額な支払いをしているという意識のせいか、高圧的な態度で接してくるお客様もいらっしゃるのです。
スタッフはいくら高圧的な態度をされても、譲れない部分や不可能な事はお伝えして納得して頂かなければなりません。
そんなお客さんは自分の美に対して高額な支払いをするという部分では、とても意識の高い方です。
自分の美容の知識や技術を認めて頂ければ、とても良いお客様に成り得るのです。
「高圧的で嫌だ」ではなく、「意識の高い方に認めて頂く」という考えで接すると上手く関係を築くキッカケになるかもしれませんね。
今回は美容クリニックでよく起こる困った事に関して紹介をしてきました。
お客さんは性格や考え方も様々で、これが正解という対応はないのかもしれません。
個別性を持った看護を行うという意識は、一般の病院でも美容クリニックでも変わらず必要な事と言えますね^^