こんにちは、美容クリニックで看護師として働くヨッピーです^^
ここでは目頭切開に引き続き、目尻切開の施術の概要やメリット・デメリット、看護師のオペ介助について解説していこうと思います。
Contents
目尻切開による目もとの施術
目尻切開とは目尻の皮膚を切り取って目の横幅を大きくしたり、吊り目やたれ目など好きな形に目を整えたりする手術です。
目頭切開の記事では”目の横幅をかなり大きくすることができる”と書きましたが、目尻切開ではあまり目の横幅を大きくすることはできません。
目を大きく見せるというよりも、目の形を吊り目やたれ目といった形状に整えるのに有効な手術と言えます。
目尻切開の手術は幅広い年齢層に支持されていますが、マダム世代の女性に人気であることも特徴。
目元は見た目年齢を決定づける重要なパーツですが、特に年齢が出やすい目尻の施術は人気ですね。
目尻切開による目もとの施術のメリット
- 顔全体の印象を変えられる
- 傷痕が目立ちにくい
顔全体の印象を変えられる
元々目が吊り目で怒って見られがちな方は少し目尻を下げたり、逆に、たれ目で頼りない印象でお悩みの方は少し目尻を上げたり・・・といった感じで自分の印象を変えることができます。
傷痕が目立ちにくい
しかし、目頭切開と違って切開できる範囲が狭いため、傷痕が目立つことはほとんどありません。
もし傷痕が残ったとしても目尻はメイクでカバーしやすい部分ですので、女性であれば気にならないお客さんがほとんどだと思います。
目頭切開による目もとの施術のデメリット
- 手術の効果が小さい
- 費用が高い
手術の効果が小さい
吊り目やたれ目にする効果も劇的にという感じにはならない場合が多く、整形した効果はお客さんの自己満足程度で終わることも多いです。
その分他人に整形がばれるリスクはかなり低いですが、お客さんの予想以上に効果が少なく、クレームにつながりやすいことも目尻切開の特徴です。
費用が高い
目尻の部分は骨も近く、手術も慎重を要するため費用は高くなりがち。
費用が高い割に効果はイマイチの為、クレームになりやすいという側面もあると思います。
実際のところ、美容クリニックでも目尻切開はあまりオススメしていないことが多く、症例件数は目頭切開の10分の1ほどといったところです。
目尻切開による目もとの施術中の看護師の役割や介助
施術説明ポイント
相場料金 | 10~50万円 |
持続期間 | 永久的 |
施術所要時間 | 20分~1時間 |
麻酔の種類 | 局所麻酔・ガス麻酔 |
ダウンタイム | 数日~数週間の腫れ、内出血が出ることアリ |
通院有無 | 通院不要または抜糸に来院が必要 |
入浴 | 当日から可能 |
洗顔 | 当日から可能 |
メイク | アイメイクは抜糸後より可能または術後1週間後より可能 |
施術前の準備
目頭切開の手術と同様です。
施術中の看護と介助
目頭切開の手術と同様です。
アフターフォロー
目頭切開の手術では、手術直後から目頭のパッチリ感がでているのがわかります。
その一方、目尻切開の場合は手術してからその効果を感じられるまでに数週間程度の時間がかかる場合が多いです。
特に目の横幅が広がったと感じられるまでには1ヶ月近くかかることも多く、その間に全く手術の効果が出ていないとクレームが出ることがあります。
そういった事を避けるため、
- 効果を実感できるまで数週間は掛かること
- 気長に待っていただきたいこと
ヨッピー
その他の点は目頭切開と同様のアフターフォローでOKです。
後片付け
目頭切開の時と同様です。