【ボトックス編・オペ介助】美容外科/美容皮膚科で働く看護師のオペ介助

【ボトックス編・オペ介助】美容外科/美容皮膚科で働く看護師のオペ介助

こんにちは、美容クリニックで看護師として働くヨッピーです^^

前回、ボトックスに関する基礎知識を紹介しました。

今回は具体的に看護師がおこなう施術時のオペ介助について解説していきたいと思います!

ボトックスを使った施術中の看護師の役割や介助

ボトックスを使った施術中の看護師の役割や介助

施術説明ポイント

相場料金 5,000円~50万円
持続期間 3ヶ月~6ヶ月程度
施術所要時間 5~20分
ダウンタイム ごく稀に軽度な内出血が出る

ただし、

  • 【シワ修正】大量注入した場合表情が硬くなる
  • 【脚痩せ】筋肉痛のような痛みが数日出る場合も
  • 【多汗症治療】筋肉痛のような痛みが数日出る場合も
通院有無 不要
入浴 当日から可能
洗顔 当日から可能
メイク 施術直後から可能

施術前の準備

【参考】ボトックスでは麻酔を施さないことが多い
ボトックス注射を行う際には、ヒアルロン酸注射の時と違って麻酔を施さないことが多いです。

ヒアルロン酸それ自体に粘り気があるため、強度の高い太い針を使用する必要があります。

一方でボトックスは粉を生理食塩水で溶解したもので、非常にサラサラした液体です。

そのため、ボトックス注射では30Gなどの非常に細い針で施術を行うことが可能となります。

施術に細い針を使用した場合どのようなメリットがあるかというと、お客さんが感じる痛みを少なく注射することが出来ます。

美容クリニックで使用される30Gや34Gといった針は髪の毛よりも細い極細の針のため、お客さんの痛みをかなり軽減することが可能です。

また、表面麻酔のクリームなどは皮膚表面の痛点の麻酔としては効果的ですが、皮膚より内部の痛点は麻酔することができません。

ボトックスを注射する箇所は筋肉や汗腺となるので体の比較的深部になります。そのため、表面の痛点だけを麻酔しても、それほど痛みの程度は変わらないのです。

なので、ボトックス注射を施術する際には麻酔は使用しないことが多いというわけですね。

もちろん痛みに弱い方の場合には、少しでも痛みを軽減するため、ヒアルロン酸注射と同様に表面麻酔を行います。

または、施術が行われる前に5~10分ほどアイスノンや氷で患部を冷やして、痛点を一時的に麻痺させることもよくあります。

ボトックスを準備する

BOTOX VISTA(ボトックスビスタ)

BOTOX VISTA(ボトックスビスタ)

ボトックス注射における施術の準備は
  • ボトックスの溶解
  • 針の準備
の2点です。

まずはボトックスの溶解から。

ボトックスの溶解

ボトックスの溶解
美容クリニックによっては、ボトックスを何種類も取り扱っているところもあります。その場合、どのボトックスを使用するのか、カルテでしっかりと確認しましょう。

前述したように、ボトックスは粉なので、それを生理食塩水で溶かしていきます。

ボトックスは通常冷凍庫で保管されていますが、ボトックスは品質管理が大切ですので、できるだけ使用する直前に冷凍庫から取り出すようにします。

ボトックスは1バイアルに100単位という量が入っています。それを、医師の指示に従って適切な量の生理食塩水で溶解します。

溶解に使用する生理食塩水の量によって、ボトックスの濃度を変えることができるので、必ず毎回医師に確認して使用用途に合わせた濃度になるように溶かしていきましょう。

注意
この際、針やバイアルのゴム栓は清潔となっていますので、不潔にならないように注意して溶解するようにします。

溶解したボトックスは使用する量だけをシリンジに吸引しておきますが、適当なものをあらかじめ準備しておくとスムーズです。

また、ボトックスを注射する範囲が数ヶ所にわたる場合は、シリンジを最初から分けて吸引しておく場合もあります。

ボトックスは未開封のものであれば冷凍庫保存ですが、開封し溶解して余ったものは冷蔵庫保存となります。

開封・溶解済みのものは使用期限もかなり短くなりますので、医師に確認してなるべく当日中に使い切るか、破棄するようにしましょう。

ヨッピー

このあたりの判断基準は美容クリニックによって異なってきますので、勝手に破棄したり、保存したりすることのないよう注意が必要です。

針の準備

針の準備
ボトックス注射に使用する針は、その濃度に関わらず細い針でOK。

注射する部位が顔の場合は30G34Gなどの極細の針で構いません。

注射する部位がワキやふくらはぎの場合には少し強度が必要になるので、27G以上の太さの針の方が好ましいと思います。

注射に使用する針は医師の好みや、お客さんの皮膚の状態によっても変わります。その都度確認して適切な太さのものを用意するようにします。


ボトックスは単価が高いものなので、溶解する濃度を間違えたりするとそれだけで数万円の損害が出てしまいます。

忙しいとつい「いつもの濃度で良いかな?」と、自分の判断だけで進めてしまいそうになりますが、面倒でも必ず医師をつかまえて確認をとるようにしましょうね^^

施術中の看護と介助

施術中の看護と介助
ボトックス注射はヒアルロン酸注入と同様に必ず医師が行います。

そのため、看護師は直接ボトックス注射に関わることはありません。

施術中は、看護師はお客さんの身の回りの簡単なお世話をしたり、医師の施術の介助を行ったりしていきます。

患部を清潔にしてマーキングをする

まず、施術にあたって、アイスノン等で冷却をしていたり表面麻酔の塗布を行っていた場合には、患部を清潔に整えます。

水分が残っていたり、クリームが残っていたりすると、手元が滑って医師が施術しにくくなるので、しっかりと拭き取ります。

ボトックス注射を顔に行う場合も、メイクは全体を落とさずに施術を行う美容クリニックが多いです。患部のみ拭き取りタイプのメイク落としで落とすか、アルコール綿等で拭き取るかどちらかを行います。

麻酔を何もしていない場合にも、このメイクの拭き取りは手早く済ませておきましょう。

次に医師がどういった感じでボトックスを注射していくか、お客さんの皮膚にペンでマーキングを行います。

ヨッピー

マーキングに使用するペンもちゃんと付くかどうか、あらかじめ施術前に確認しておくと良いですね。

ボトックスを注射する

マーキングが済んだら、いよいよボトックスを注射していきます。

ボトックスの入ったシリンジに適切な太さの針をつけた状態で、消毒用のアルコール綿と一緒に医師に手渡します。

医師が消毒をしてボトックス注射をしている間、看護師はお客さんの手を握ったり、出血があればティッシュなどで抑えたりして施術を介助していきます。

ボトックス注射は数mlの液をほんの少しずつたくさんの箇所に分けて注射していくため、針が途中で切れ味を悪くすることが多いです。

針の切れ味が悪くなるとお客さんが痛みを強く感じることになるため、すぐに交換できるように替えの針も数本手にもって準備しておくと良いですね。

必要に応じてガス麻酔をおこなう

ボトックス注射は細い針で施術を行うため、基本的にはあまり痛くないとされています。

しかし、お客さんによってはかなり痛がられることもありますので、痛みに応じてガス麻酔を使用することもあります。

ガス麻酔にも笑気やセボフルランなど多くの種類がありますが、ボトックス注射などの注射系の痛みを緩和するのには笑気麻酔が有効です。

笑気麻酔はどんな病院や美容クリニックにもあり、メジャーなガス麻酔の1つと言えますよね。

笑気は麻酔の導入までの時間が短く、覚めるのも早いことが特徴。

マスクを当てて1分ほどでお客さんは少しポヤーっと意識があやふやになり、五感の中でも触覚、特に痛みをあまり感じなくなります。

また、注射が終わってマスクを外すと、2~3分後にははっきりと目覚めることが可能です。

笑気の欠点としては、お客さんによっては効きが弱いことが挙げられます。

すごくよく効いて眠ってしまうお客さんもいれば、全然効かず痛みを強く感じてしまうお客さんもいます。

あくまで補助的な麻酔としてしか使用できませんが、状況に応じて笑気麻酔の使用をお客さんに提案していきましょう。

また、痛みの程度はボトックスを注射する部位によって、だいぶ違います。

多汗症ボトックスの中ではワキ手のひらなどは痛みを感じやすい部分ですし、顔のシワ取りボトックスであれば目元周りは特に痛みを訴えるお客さんが多い印象です。

ヨッピー

お客さんの痛みに応じて適切な看護ができるように、選択できる麻酔の種類などはよく勉強しておくことが必要ですね。

アフターフォロー

アフターフォロー

効果についての説明を再度おこなう

ボトックス注射の場合、どの施術であっても共通して、注射直後には何の効果も出ていません。

ボトックスを使用する用途によって効果があらわれるまでの期間には差がありますが、早くても数日は効果が出るまでに要します。

事前のカウンセリングにて効果が出るまでの期間についてはお客さんに説明してありますが、ここでもう1度効果が出るまでどのくらい時間がかかるか施術後に確認しておきます。

カウンセリングで説明されていても、効果が出るまではお客さんは不安な思いをすることになるため、この確認は非常に重要です。

ボトックスは単価が高いため、特に初めて施術を行うお客さんは

お客さん

  • 効果が出なかったらどうしよう・・・
  • 騙されているんじゃないか?
  • 副作用は大丈夫かな?

と不安になりがちです。

今はネットでたくさんの情報が出ているので、悪い情報に振り回されてしまうお客さんも非常に多いです。

そんなお客さんの不安を少しでも防ぐために、アフターフォローはきっちりと行ないましょうね。

ボトックス注射では施術後すぐにメイク直しが可能です。施術が終わったらお客さんをメイクルームにご案内します。

内出血が出ることはほとんどありませんが、もし内出血が出ている場合には、内出血が治るまでどのくらいの期間がかかりそうか、目安を伝えておくと良いでしょう。

ここまでで看護師の介助は終了です。

ヨッピー

最後にボトックス注射をおこなう部位ごとに押さえておいた方が良いポイントを紹介したいと思います!

【部位別】ボトックス注入とオペ介助のポイント

シワ修正

ボトックスの注入過多には注意が必要

アンチエイジングのお客さんから圧倒的な人気となっているのが、このボトックスを使ったシワ治療。

顔の表情筋によってできるシワを効果的に治療することが可能です。

また、表情筋の収縮する力を弱めるため、将来のシワ予防にも効果的で「一石二鳥」の治療法とも言えます。

治療方法はシワを作っている表情筋にボトックスを注射で注入するだけで簡単な施術です。

注入直後は特に変化は見られませんが、治療終了後3~5日程度で徐々に効果がではじめます。効果の継続期間は大体3~6ヶ月程度です。

治療効果を継続させたい場合には半年に1度、継続してボトックスを注入し続けます。

ボトックス注入によるシワ治療は30代以上の女性から人気が高く、特にアンチエイジングへの興味が高まってくる40代以降の女性からは圧倒的な支持を集めています。

ヨッピー

特に手軽で効果の高いヒアルロン酸注入とボトックス注入は、非常に人気が高く、以前に勤務していた美容クリニックでは、アンチエイジング目的で来院される方の7割以上が、ヒアルロン酸注入またはボトックス注入を行っていました。

ボトックスによるシワ治療で最も注意しなければならないのはボトックスの注入過多です。

ボトックスの注入量が多すぎたり、濃度が濃すぎると、表情筋の力が弱まりすぎて表情をうまく作れなくなることがあります。

例えば、額にボトックスを打ちすぎた場合には目が開きにくくなったり、表情が硬くなったりといった症状が現れます。症状の程度には差がありますが、ひどい場合にはほとんど目が開かなくなるような事もあります。

この、うまく表情が作れないといった症状が出てしまった場合には、時間が経過して治るのを待つしかありません。治るまでの期間は大体数ヶ月はかかります。

ですが、逆にボトックスの注入量が少なすぎたり濃度が薄すぎたりすると、今度は効果が出ないということになります。

ボトックスを注入して効果があらわれるまでは最低数日かかりますので、注入しながら効果を見ることができないところが難しい部分であり、医師や看護師の経験が試される部分だと言えます。

エラ整形

エラの筋肉が発達しすぎている場合にボトックスは効果的

ボトックスでエラの筋肉を小さくすることで小顔効果を出すことができます。

ホームベース型の輪郭の方はエラボトックス治療の適応となる方が多いですね。

エラボトックスは幅広い年齢層から人気です。10代~40代くらいまでの方にまんべんなく支持されており、男性も1割ほどいます。

顔が大きいことでお悩みの方の場合、原因には2つの種類があります。

  • 骨格自体が大きい場合
  • エラの筋肉が発達しすぎている場合
この2つです。

骨格が大きい場合には、小顔にするには顔の輪郭を形成している骨を削るしかありません。その場合にはかなり大がかりな手術になりますし、同時に歯の矯正なども必要になってきます。

エラの筋肉が発達している場合には、このボトックス注射が大変有効です。

顎をぎゅっと噛んでみて、耳の下あたりに硬い筋肉の塊ができればその部分は発達したエラの筋肉です。エラにボトックス注射をすると、ほとんどの方にある程度の小顔効果は認められます。

シワのボトックス注射の場合、効果を継続させるには、一定の間隔でボトックス注射を打ち続ける必要がありました。

しかし、エラボトックスの場合は、数回ボトックス注射を打ち続けると半永久的効果が認められるといわれています。

半永久的効果を求める場合にはある程度濃い濃度でボトックスを注射し続ける必要があるため、費用は結構かかってきます。

しかし、骨削りの手術を行った場合費用は百万円前後となってくるため、ボトックスによる小顔治療は大変人気となっているんですね。

エラのボトックス注射の副作用としては、頬がこけて見えるということがあります。

効果が強く出すぎたり、元々顔に脂肪が少ない方だとこのような症状が出ることもあるので見極めが重要です。

脚痩せ

原因が筋肉か脂肪なのかによって対処が異なる

ボトックスを使用したふくらはぎ(脚痩せ)治療では、ふくらはぎの筋肉にボトックスを注射していくことで、脚のスリムアップをしていきます。

基本的な原理は先ほどのボトックスによるエラ整形と同じで、不必要に発達した筋肉を小さくすることで脚痩せを目指します。

ふくらはぎの脚痩せと言っても、太っている原因が脂肪の場合にはボトックス注射は有効ではありません。

その場合には、メソセラピーと呼ばれる脂肪溶解注射の治療適応となります。

ふくらはぎの形でいうと“シシャモ足”と呼ばれるような足の方は筋肉太りですので、ボトックス治療が非常に有効となります。

女性の場合、太ももは脂肪で太っていて、ふくらはぎは筋肉太りというパターンの方が多いです。

ふくらはぎの筋肉太りはダイエットしてもなかなか痩せにくいため、ボトックス治療は人気ですね。

ふくらはぎが筋肉太りしてしまう原因として、遺伝や生活習慣が大きく関連してきます。

遺伝的にシシャモ足になりやすい方の場合には、生活習慣に関わらずふくらはぎに筋肉がつきやすい状態となっています。

生活習慣が筋肉太りの主な原因となっている方は、「自転車によく乗っている」「立ち仕事が長時間に及んでいる」など特定の傾向が見られます。

生活習慣が原因で筋肉太りしている方の場合、原因となっている生活習慣を改めてもらえるようにアドバイスをすると劇的に脚が細くなる場合があります。

ただ、お仕事の都合などでそれが無理な場合には、ボトックス注射は手軽な治療ですのでオススメですね。

看護師はお客さんの脚の状態を見て何が原因で太っているのか、どうしたら改善するかといったことを常にアセスメントしていくようにしましょう。

同じ脚の悩みでも、

  • ボトックス
  • メソセラピー
  • 脂肪吸引
  • 食事制限系のサプリメント など
治療方法はたくさんあります。

その中で、どの治療が最も有効かということを考える癖をつけておくと良いですね。

お客さんには若い女性が多いが施術件数自体は少なめ

ふくらはぎボトックスが人気となっている世代は、主に若い女性(20代・30代)が占めています。

ただし、症例数自体はそれほど多くなく、シワやエラのボトックス治療の10分の1以下の症例数ですね。

また、ふくらはぎボトックスの場合、シワ取りやエラのボトックス治療と比べて使用するボトックスの量がやや多くなるため、施術費用が高くなるということも症例数が伸びない原因となっています。

ふくらはぎのボトックス注射による副作用としては、脚の筋肉の衰えが挙げられます。これは、よっぽど大量に濃いボトックスを注射されなければ発生しません。

しかし、ボトックス注射後、数ヶ月間、立っておくのも難しくなったという方も極々まれにいらっしゃるようです。

あまり無い事例だとは思いますが、ボトックス治療は危険も大きい施術だということを看護師は必ず理解しておくようにしましょう。

多汗症治療

春先~夏前までが多汗症ボトックスのピーク

ボトックスによる多汗症の治療では、汗が気になる部位にボトックス注射を打っていくことで汗の分泌を抑えていきます。

治療を行うと、ボトックスを注射した部分の汗が概ね30~60%ほど減少します。

効果は注射後1週間程度で現れ始め、半年ほど持続します。

多汗症ボトックスの場合季節的な事が大きく影響するため、汗が多くなる夏に向けて、冬の終わり~春に治療が行われます。

その他のシーズンには多汗症ボトックスが行われることはほぼありません。

ヨッピー

たまに初診のお客さんが真夏に来る場合もありますが、その場合は効果があまり認められない可能性も高いため、美容クリニックによっては治療をお断りすることもあります。

ワキガ治療には基本的に効かないが多少の効果アリ

人間の汗腺には、主に、エクリン汗腺とアポクリン腺の2種類があります。エクリン汗腺から出る汗は水のようにサラサラしており臭いもそれほどありません。

アポクリン腺から出る汗は厳密には汗ではない分泌物なのですが、汗と混ざると独特の強い臭気を放ちます。わきがの原因となっているのが、このアポクリン腺からの分泌物です。

ボトックス注射はアポクリン腺の分泌物を抑えることはできないので、わきがには基本的には効きません。

しかし、エクリン汗腺からの汗の分泌は抑えることが出来るので、それに伴い、多少は間接的にわきがの症状を軽減する効果があるとされています。

わきがの根本的な治療法としては、汗腺を除去する手術がありますので、そちらをオススメすることが多いですね。

お客さんは30代までの若い男性が多くリピーターも

多汗症ボトックスで注射の範囲となる部分は

  • ワキ
  • 背中
  • お尻
  • 手のひら
  • 足の裏など

様々です。

多汗症の方でも、体のどの部分に汗をかきやすいかというのは個人差があります。

そのため、お客さんと相談しながら、一番汗が気になる部分に重点的にボトックスを注射していくことになります。

多汗症ボトックスを受ける方は男性が多く、今の美容クリニックでの男女比は7:3といったところです。

年代的には30代までの若い方が圧倒的多数を占めています。

多汗症の場合、年齢を重ねると症状が軽減していくため、治療されるのはせいぜい30代半ばくらいまでの方となります。

また、多汗症ボトックスはリピーターが多数を占めており、毎年予算を●万円と決めて施術を受ける方が多いことが特徴的です。

予算は人にもよりますが、年間5万円~30万円ぐらいで設定されている方が多いです。

多汗症ボトックスの副作用はほとんど報告されていません。強いて言うならば、汗の分泌が思うように減らないというケースが稀にあるくらいでしょうか。

注射直後は内出血が出たり、注射した部分に違和感や軽い痛みを感じる場合もありますが数日で良くなりますね。