【ヒアルロン酸編・オペ介助】美容外科/美容皮膚科で働く看護師のオペ介助

【ヒアルロン酸編・オペ介助】美容外科/美容皮膚科で働く看護師のオペ介助

こんにちは、美容クリニックで看護師として働くヨッピーです^^

前回の記事ではヒアルロン酸についての基礎知識を紹介しました。

今回は具体的に看護師がおこなう施術時のオペ介助について解説していこうと思います!

ヒアルロン酸を使った施術中の看護師の役割や介助

施術説明ポイント

相場料金 5,000円~20万円
持続期間 数週間〜2年程度
施術所要時間 5~10分
ダウンタイム ほとんど無し
ただし、
  • 涙袋形成は3割
  • 唇形成術は5割
  • 豊胸術では6割
程度の確率で内出血が起きる
通院有無 不要
入浴 当日から可能
洗顔 当日から可能
メイク 施術直後から可能

施術前の準備

麻酔を施す

麻酔を施す
美容クリニックではヒアルロン酸を注入する際に、あらかじめお客さんに麻酔を施すことが多いです。

注射による施術のため、その針が皮膚を刺す痛みを軽減すべく表面麻酔(表皮麻酔)と呼ばれる麻酔を行っていきます。

クリニックごとに使用する表面麻酔の種類は異なってきますが、大体のものがクリームタイプの製品。

この表面麻酔のクリームを施術する部位(例えば鼻や涙袋)に綿棒で少量をムラなく塗布します。

この麻酔は空気に触れると効果が薄れてしまうので、塗布した部分はラップやテガダームなどで保護します。

その後、30分~1時間ほど効き目が出るまで待って、施術に移ります。

ヨッピー

表面麻酔を使用していない美容クリニックであっても、氷で冷やして患部の痛覚を麻痺させるなど、何らかの痛み対策を行っているところが多いです。

ヒアルロン酸を準備する

次に、施術で使うヒアルロン酸を準備していきます。

コチラの概要編で紹介したように、ヒアルロン酸は分子の大きさによって製品の種類が分かれています。

そのため看護師はお客さんが使用するヒアルロン酸をしっかりと確認して、種類の間違いがないように準備することが大切です。

ヒアルロン酸は未開封のものであれば常温でも保存できますが、開封したものは必ず冷蔵庫で保管します。

開封済みのものは使用期限も短くなるので、医師に確認して開封済みのヒアルロン酸は必ず早めに使い切るようにしましょう。

ヒアルロン酸注入に使用する針は、ヒアルロン酸の分子の大きさによって異なります。

分子の大きいヒアルロン酸を注入する際には太めの針を、分子の小さいヒアルロン酸を注入する際には細めの針を使用しますが、具体的には

  • 分子が大きいヒアルロン酸→23~25G
  • 分子が小さいヒアルロン酸→25~27G
くらいの針を使います。

ヒアルロン酸注入における施術の準備は表面麻酔の塗布、ヒアルロン酸・針の準備で終了です。

簡単ですが、忙しい時はどのお客さんにいつ表面麻酔を塗ったか分からなくなり混乱しがちなので、看護師はきちんと把握して気をつけるようにしましょう。

余談的な小話
余談ですが美容クリニックには、普通の病院にないようなとても細い針があったりします。

30G34Gなど髪の毛よりも細いような針を使用している美容クリニックも多いです。

クリニックに来るお客さんは病気ではないので、施術にあたり注射の痛みを少しでも軽減させる目的で、細い針を採用しています。

局所麻酔などを行う際にはこのような細い針を使用できるのですが、ヒアルロン酸注入にはある程度強度の強い針が必要なため、最低でも27G以上の太さの針を使用していきます。

ヒアルロン酸の発注・在庫管理
ヒアルロン酸の発注先は海外の場合も多くなります。

海外に発注する場合は、円とドルの相場やキャンペーンなどの時期によっても仕入れ値が変わってくるので、その点も考慮して的確に発注していくことが重要です。

定期的に注文している業者があればFAX等でキャンペーンのお知らせなどが来るはずですので、こまめにチェックして安い時に多く仕入れておきます。

保管はヒアルロン酸の場合、常温でも数ヶ月~数年はもつので、多く頼んでいても使いきれる場合がほとんどです。

一応、定期的に有効期限を確認して、残数と照らし合わせて発注の時期なども考えておくと良いですね^^

施術中の看護と介助

施術中の看護と介助
ヒアルロン酸注入は必ず医師が行うので、看護師は直接ヒアルロン酸注入に関わることはありません。

看護師はお客さんの身の回りのお世話をしたり、医師の施術の介助を行ったりしていきます。

マーキングをおこなう

まず、施術にあたり塗布していた表面麻酔をふき取っていきます。

このふき取りは特に清潔にする必要はないのでティッシュペーパーやコットンなどで行ってOKです。

次に医師がどのような感じでヒアルロン酸を注入していくかお客さんの皮膚にペンでマーキングをしていきます。

麻酔のクリームのふき取りが甘いと、ペンがつかなくて作業が滞るため、麻酔のクリームは残らないようしっかり拭き取っておくことがポイントです。

この時、お客さんと医師で相談しながらデザインを考えますが、お客さんの希望がうまく医師に伝わるように看護師がアシストしていくことが重要。

例えば、涙袋にヒアルロン酸を注入する場合であれば、

お客さん

  • 全体をぷっくりさせたい
  • 目尻側にボリュームを持たせたい

などお客さんによって、好みの涙袋の形が異なります。

そういった希望をお客さんが医師に伝えやすいように

美容看護師

  • 全体的にぷっくりした感じがお好みですか?
  • 目尻と目頭どちらかにボリュームをつけたい等ご希望はございますか?
など、臨機応変に声かけをしていきましょう。

ヒアルロン酸を注入する

ヒアルロン酸を注入する
マーキングが済んだら、いよいよヒアルロン酸を注入していきます。

ヒアルロン酸の入ったシリンジに適切な太さの針をつけた状態にして、消毒のアルコール綿と一緒に医師に手渡します。

医師が消毒をしてヒアルロン酸注入をしている間は、看護師はティッシュペーパーなどを手に持って一時待機します。

このティッシュは、もし針を抜いた後お客さんの皮膚から出血があった場合すぐに抑えて止血するために手に持っておきます。

出血があった場合はすぐに止血しないと内出血になるので、止血のスピードが大変重要なのです。

内出血が出るとヒアルロン酸治療の効果がどれだけ素晴らしくても、お客さんによってはクレームになってしまいます。

クレームになると最悪の場合、施術の費用を全額返金しなければならなくなるので細心の注意が必要です。

ちなみに出血が起きるかどうかは、針を刺してみてそこに毛細血管があるかどうかの違いなので完全に運です。

医師の技量に関わらず出血するときはしてしまいますし、出血しないときはしません。

ヨッピー

看護師はいつ出血しても対応できるように、常に万全の体勢で待機しておきましょう。

ヒアルロン酸注入時の痛みをケアする

ヒアルロン酸注入時の痛みをケアする
次にお客さんのお世話についてですが、ヒアルロン酸注入に際してお客さんはかなり痛い思いをします。

表面麻酔は行っていますが、あくまでも表面麻酔は皮膚表面の痛点に対する麻酔です。

そのため、皮膚内部の痛点は正常に働いてしまい、お客さんは看護師の予想以上に痛みを訴えられます。

痛みの程度はヒアルロン酸を注入する部位によってだいぶ異なります。

最も痛いのが口唇、次が涙袋といったところだと思います。

痛みはお客さんの主観的なものなので、一概には何とも言えませんが、基本的に「すごく痛いという前提で」施術中のお客さんには接しましょう。

痛みをどうにかすることは看護師にはできませんが、手を握ったり声をかけるだけでもお客さんの精神は大きく安定します。

痛みに弱いお客さんの場合は積極的に手を握るなどして、精神的な支えとなるように努めましょう。

精神面のケアがクレーム防止に
お客さんが痛みを感じたり、不安や緊張を強く感じると、それに比例してお客さんの血圧が高くなります。

血圧が高くなると血管が拡張してしまうため、出血のリスクが非常に高くなってきます。

その結果、大量に出血し、施術後に内出血がぼっこり出てしまい、大きなクレームにつながることも多いです。

そういったクレームを防ぐ目的でもお客さんの精神面のケアは大切です。

忙しい中でも、このことは重々心に留めて、誠心誠意お客さんに尽くすようにしましょう。

注入するヒアルロン酸の量を調整する

ヒアルロン酸の注入が終了したらお客さんと医師とで鏡を見ながら仕上がり具合を確認していきます。

ここでもし「もう少し量を足してほしい」などお客さんの要望があれば、ヒアルロン酸を再注入していくことになります。

この段階で一番注意しなければならない事がヒアルロン酸の注入過多です。

お客さんによっては、ずっと鏡を眺めているうちにわけがわからなくなってきて、変になるほど追加注入を希望される方がでてきます。

例えば、鼻はその最たる例で、鼻が高ければ高いほどイイんじゃないか?!という錯覚におちいるお客さんも多いです。

そうなった場合、医師がストップをかける場合も多いですが、必要であれば看護師も適切に意見を述べることが重要です。

ヒアルロン酸を注入しすぎて、物理的にあり得ないような顔になるという失敗例は、思いのほか多いものです。

施術中であっても看護師は冷静に客観的にそのお客さんにとって一番美しい仕上がりを見極め、ヒアルロン酸の注入量を判断していく事が重要です。

医師の性格にもよりますが、お客さんに言われるがまま、どんどんヒアルロン酸を注入する医師も少なからず存在します。

そういった医師の場合には、お客さんの為にも勇気を持って看護師が積極的に意見するようにしていきましょう。

ヨッピー

逆に医師がしっかりと意見を述べるタイプの場合は、逆にあまり出しゃばったことを言わないように注意しましょうね^^;

アフターフォロー

アフターフォロー

内出血が出ている場合はそのフォローをおこなう

ヒアルロン酸注入では施術直後からメイクが可能です。

施術が終わったらお客さんをメイクルームにご案内してメイクを直して頂きます。

内出血が出ている場合にはメイクで隠せるかどうかがお客さんにとって、とても重要な意味を持ってきますので、必要があれば内出血の隠し方をアドバイスすると良いですね。

メイクしても隠せないほど内出血が出てしまった場合には、お客さんはとても落ち込みます。

内出血が出るリスクについてはカウンセリング時に説明していますので、謝罪する必要はありませんが、お客さんの落ち込む気持ちに寄り添うように心がけましょう。

また、内出血は術直後に出ていなくても、施術の翌日などにジワジワと出てくる場合も稀にあります。

施術中に出血していたのに内出血が残らなかった場合には、翌日に内出血が出てくる可能性もありますので、一言お客さんに説明しておくと良いでしょう。

ヒアルロン酸の施術の効果自体は施術直後から出ていますし、仕上がりも医師とお客さんで確認していますので、仕上がりでクレームになる事はほとんどありません。

もし、お客さんが仕上がりに満足していないようであれば、医師に伝えて再注入してもらえるように手配しましょう。

メイクが終了したら、お客さんにはすぐに帰宅していただいてOKです。

他のオペ等の場合は内服薬の説明や術後の注意事項の確認があったりしますが、ヒアルロン酸注入の場合はそういった説明や注意事項は一切ありません。

生活の制限も何もありませんので、お客さんに不安な事・心配な事がないかだけ確認したら、お見送りしましょう。

クレームにならないようにきちんと効果を説明する

唯一ヒアルロン酸注入の施術後に注意しなければならないことは、ヒアルロン酸の持ちの長さに個人差がある事をきちんと理解してもらうことです。

同じ分子の大きさのヒアルロン酸を使用していても、身体が吸収する速度には個人差があります。

例えば、同じ1年持つヒアルロン酸を使用したとしても、あるお客さんは半年程しか効果が続かず、あるお客さんは2年近く効果が持続したという事があり得ます。

施術前のカウンセリングで、ヒアルロン酸の効果の持続期間はあくまで目安であり、個人差があると説明はされているはずですが、施術後にもう1度看護師からもその点を確認しておくと良いでしょう。

この施術後の説明を怠ると、後々お客さんから

お客さん

  • 全然効果が続かなかった!
  • そんなことは聞いてない!だまされた!
といったクレームを受ける可能性が高まります。

こうなってしまうと、カウンセリングを担当した受付カウンセラーが説明不足という事で怒られてしまいますので、それを防ぐためにも看護師もお客さんへのフォローは徹底しておくようにしましょう。

ここまでで看護師の介助は終了です。

ヨッピー

最後にヒアルロン酸注入をおこなう部位ごとに押さえておいた方が良いポイントなどを紹介したいと思います!

【部位別】ヒアルロン酸注入とオペ介助のポイント

隆鼻術

使用するヒアルロン酸の種類がポイントに

鼻筋にヒアルロン酸を注入することで、鼻筋を高く通す施術です。

隆鼻術には他にもプロテーゼ挿入や軟骨挿入といった方法もありますが、1番手軽で安価に鼻を高くできるのは、このヒアルロン酸注入による隆鼻術です。

ヒアルロン酸注入による隆鼻術は老若男女問わず多くの方に人気で、数ある美容整形術の中でも症例数が多く、リピーターも非常に多い事が特徴ですね。

ヒアルロン酸注入による隆鼻術の欠点は、鼻の根元を高くすることはできても、鼻先まで高くすることはできないという点です。

鼻は眉間から中間部までは鼻骨という骨に支えられていますが、中間部~鼻先は軟骨のみで形成されています。

この軟骨しかない部分にヒアルロン酸を注入すると、注入直後は良いのですが、時間と共に徐々にヒアルロン酸が横に流れて団子鼻のような状態になってしまいます。

このため、鼻先まで綺麗にしたいというお客さんにはプロテーゼの手術が向いています。

また、隆鼻術の場合、使用するヒアルロン酸のクオリティーが顕著に仕上がりに影響してくることも特徴です。

分子の大きい(値段の高い)ヒアルロン酸であればある程、より美しくシャープな鼻を形成することが可能です。

しかし、逆に、分子の小さい(値段の安い)ヒアルロン酸の場合は、いくら量を多く注入しても横に流れるばかりで、あまり美しい鼻筋を形成することはできません。

このあたりのことを看護師(あるいはカウンセラー)は事前に確認しながら、お客さんにあったヒアルロン酸を使うようにすることが最も重要ですね。

涙袋形成

内出血のリスクが高いことをきちんと説明

涙袋にヒアルロン酸を注入して涙袋をぷっくりと膨らませる施術です。

最近では芸能人の板野友美さんや石原さとみさんなど、人気のある方は皆さん涙袋がぷっくりしていますよね。

プチ整形の中でも若い女の子に1番人気となっているのが、このヒアルロン酸注入による涙袋形成です。

涙袋に注射でヒアルロン酸を注入するだけなのでお手軽ですし、触り心地も涙袋そのもののぷっくりとした仕上がりです。

メイクで一生懸命涙袋をぷっくりして見せるより、ヒアルロン酸注入の方が自然で愛らしい雰囲気を手に入れることができます。

ヒアルロン酸注入による涙袋形成の欠点は3割くらいのお客さんに内出血が出てしまう事です。

涙袋はそんなに血管の多い場所ではありませんが、目元に注射するためお客さんが施術時に緊張しやすく、他のヒアルロン酸系の施術と比べると内出血のリスクは若干高めです。

なので、そのあたりのリスクを施術前にきちんと説明し、もし施術直後に内出血が無かったとしても、次の日に内出血が現れるケースもあるため、術後のフォローもきちんと看護師がおこなうようにしましょう。

また、若い女の子にとっては費用も安いとは言えませんが、ローンを組んででもやりたいという方が非常に多いこともこの施術の特徴です。

勤務している美容クリニックでも2~3日に1人のペースで、涙袋形成を希望されるお客さんが来院されますね。

ヨッピー

目の二重整形術と合わせて、若い女の子のやりたい整形NO.1と言えます。

くぼみ目修正

【40・50代に人気】リピーターも多いくぼみ目修正

くぼみ目修正とは目のくぼみにヒアルロン酸を注入することで、くぼみ目を修正し、より若々しい目元を形成する施術です。

個人差がありますが、人は年齢を重ねるごとに目の上がくぼみます。特に女性の場合は、このくぼみが大きく出ているほど老けた印象に見られがちです。

くぼみの場合、シワなどと違ってメイクでごまかす事が難しいため、マダム世代の女性にくぼみ目治療は大変人気となっています。

くぼみにヒアルロン酸を注入すると、若いころに戻ったかのようにハリのある上まぶたが復活します。

もともと若い頃にはくぼみの部分には眼窩脂肪と呼ばれる脂肪がつまっていてふっくらしていますが、年齢とともにその脂肪が垂れてきて目の下にクマのように落ちていきます。

そのため高齢の方の目元は概して、上まぶたはくぼみ、目の下に脂肪が落ちクマのように色素沈着しています。

くぼみ目治療は1度行うと気に入るお客さんが多くリピーター率も高い施術です。

ヨッピー

看護師としても何度も施術を担当することも多く、他の施術なども勧めやすいですね^^

くぼみ目修正は使用するヒアルロン酸の量が多いため、鼻や涙袋と比べると費用は高めになってしまいますが、人気の施術となっています。

顎形成術

ヒアルロン酸の質に効果が左右されない顎形成

ヒアルロン酸注入による顎形成術は、顎にヒアルロン酸を注入することで顎をシャープに美しい形に整える施術。

顎の割れ目にお悩みの方にも人気の施術となっています。

目や鼻といった目立つパーツの美容整形は多くの方に人気ですが、顎形成術は水商売関係の方や芸能人、モデルなど、「美」への関心が強い方から高い支持を得ている事が特徴ですね。

ヨッピー

美容クリニックでも、顎ヒアルロン酸注入をご希望の方が来院されると、「この方は美について良く知識を持っていらっしゃるな」と、そのお客さんはスタッフから一目置かれたりします^^;

顎が綺麗に尖っていると目の錯覚で小顔に見え、横や斜めから見ても美しいラインの横顔を演出することが可能です。

また、顎にヒアルロン酸を注入する場合、顎は基盤となる骨がしっかりしている部分なので、ヒアルロン酸の質にそこまで左右されず美しい形を形成することができます。

注入量はある程度必要ですが、持続期間が長く続きやすいこともヒアルロン酸注入による顎形成術のメリット。

血管も比較的少ない場所ですので内出血のリスクも低いこともポイントですね。

シワ修正

ボトックス注射と並んで最も人気のあるアンチエイジング施術

ヒアルロン酸注入によるシワ修正は、顔のシワが気になる部分にヒアルロン酸を注入してシワを目立たなくする施術です。

アンチエイジング系の施術の中ではボトックスと並んで最も人気のある施術となっています。

シワにヒアルロン酸を注入すると、元々皮膚内にある自分のヒアルロン酸と融合し、自然なハリが形成されます。

シワのある場所によって

があるので、医師と相談しながら施術内容を決定していきます。

シワの修正はマダム世代に限らず、若い方では20代後半くらいの女性など幅広い年代から圧倒的な支持を得ています。

また、この施術はリピーターが大変多いことも特徴です。

前に勤務していた美容皮膚科クリニックでも、1度ヒアルロン酸注入をすると、その効果の高さにやみつきになってしまい、定期的に注入しに来られる方がとても多かったです。

また、ヒアルロン酸注入を何度かやってみたけど、何度も通うのが面倒なので、リフトアップの施術に移行されるお客さんも中にはいますね。

唇形成術

激痛の唇形成術では看護師が精神的支えになれるように

ヒアルロン酸注入による唇形成術とは、口唇にヒアルロン酸を注入することでぷっくりとした魅惑的な唇を形成する施術です。

唇が薄いことでお悩みの方や、よりセクシーな唇を目指す方に人気の施術となっています。

唇形成術は効果が発揮されやすくメリットも多いのですが、1番ネックとなるのが施術時の痛みです。

実は、ヒアルロン酸注入の施術の中でも最も痛いとされているのが、この口唇へのヒアルロン酸注入なのです。

ヨッピー

1度施術すると、あまりの痛みに2度とやりたくないという方が多く、リピーターが極端に少ない事も口唇ヒアルロン酸の痛みの強さを物語っています。

介助をする看護師としては、声掛けをしたり手を握ったりして精神的に支えるようにしましょう。

また、唇は血管も多い場所ですので、内出血が比較的起こりやすい箇所です。

不安や緊張が強くなると、内出血のリスクがより高まるので他の施術よりも一層の注意が必要ですね。

豊胸術

スポット的な豊胸であれば手軽で一番オススメ

ヒアルロン酸豊胸は、バストにヒアルロン酸を注入することでバストアップをする施術のことです。

バストにヒアルロン酸を注入するだけで手軽に確実にバストアップできることから、幅広い年代の女性から支持されています。

ヒアルロン酸はその感触も柔らかくバストと良く似ているため、豊胸バッグによる豊胸術より触っても「バレにくい」豊胸としても人気ですね。

また、ヒアルロン酸は元々人間の体内にある物質なので、リスクもほとんどありません。

デメリットとしては効果がそう長くは続かない事、費用がかなり割高であることが挙げられます。

そのため、どちらかというと「薄着や水着になる夏の間だけ」といったピンポイントでバストアップしたい女性に向いています。

また、広範囲にヒアルロン酸を注入していくので、痛みの苦手な方には少し辛い施術と言えます。

ヨッピー

ヒアルロン酸注入による豊胸術やオペ介助については、こちらの【豊胸編・ヒアルロン酸注入】のページで詳しく解説しているので良かったら見てみてください^^