こんにちは、美容看護師として働くヨッピーです^^
ここでは美容皮膚科について、一般皮膚科や美容外科と比較しながら違いを解説していきます。
ちなみに美容外科についてはコチラで解説しています。
美容外科ってどういう所?整形外科や形成外科との違い美容皮膚科ってどういうところ?
美容皮膚科は、「お肌に対する悩みやトラブル、コンプレックスを抱える人が、それらの解消を目的として訪れるところ」です。
美容皮膚科クリニックでの主な診療内容は、ニキビ(ニキビ跡)の治療や毛穴ケア、脱毛やたるみ・シミ・シワなどの改善治療、タトュー除去、痩身や小顔医療エステなど。
美容皮膚科は皮膚科から派生した科目で、お肌周りを中心により綺麗な肌をつくることを目的とした臨床医学分野の1つになります。
皮膚科や美容外科との違いは?
皮膚科との違い
皮膚科ではニキビや湿疹、汗疹(あせも)、水虫などの治療やイボの除去などをおこないます。
一方、美容皮膚科では皮膚科での治療に加えて、より綺麗にかつより美しい肌になるように治療をおこないます。
例えばニキビ治療の場合、飲み薬や塗り薬を使ってニキビを治すのが皮膚科の役割。
ニキビを治すだけでなくニキビ跡や毛穴の黒ずみなどのケアもおこない、肌のキメを整えながらより美肌にするのが美容皮膚科の役割です。
さらにニキビが再発しないように対策したり、ニキビができづらい肌質へ改善するためのスキンケア指導や食事指導、生活習慣改善のアドバイスをする美容クリニックもありますね。
ヨッピー
また美容皮膚科ではレーザー治療も積極的におこなっており、大手であれば20機種以上のレーザーを導入しているクリニックあります。
美容外科との違い
美容外科と美容皮膚科では、同じ悩みに対しても、改善するアプローチが異なります。
簡単に言うと、美容外科はメスを使った治療が中心ですが、美容皮膚科ではメスではなくレーザーや注射による治療が中心です。
例えば「太った三段腹を何とかしたい!」というお客さんがいた場合、美容外科では麻酔を使用しメスを使った脂肪吸引をおこないます。
一方で美容皮膚科では脂肪溶解の注射を打ったり、超音波や高周波が出るレーザー機器を使って脂肪細胞を破壊します。
メスを使用する美容外科ではお客さんにダウンタイムの期間が発生し、場合によっては手術した日は入院するケースもありますが、美容皮膚科の場合は、ほとんどのケースですぐに帰宅することができます。
私が働いていた美容皮膚科クリニックには「エステサロン以上の効果は欲しいけれど、身体にメスを入れるのはちょっと怖い」というお客さんが非常に多かった印象です。
ヨッピー
こういったことから美容外科と美容皮膚科で働くクリニックの看護師の仕事や役割は若干異なる部分があります。
このあたりは美容外科・美容皮膚科クリニックでの看護師の役割や仕事内容は?のページで解説しているので参考にどうぞ。
美容外科・美容皮膚科クリニックでの看護師の役割や仕事内容は?【参考】エステサロンとの違い
エステサロンでもフラッシュ脱毛や痩身エステなど、美容クリニックと似たような施術を美容機器を使っておこなっていますが、美容クリニックでは医療機器を使うことができます。
当然、医療機器の方が効果・効能、機器の値段(笑)も高いです。
例えば、美容クリニックの医療レーザー脱毛器と、エステサロンのフラッシュ脱毛器を比較すると、フラッシュ脱毛器が1台200万円前後に対して、レーザー脱毛器は1台600万円~1,000万円ほど。値段が全てではないですが、効果が高いのもうなずけますよね・・・
またエステサロンでは当然禁止となっている麻酔も、医療機関では使うことが許されています。そして、万一のトラブル時にも、クリニックであればお薬の処方ができます。
何かあった時はすぐに診てもらえる、というお客さんの安心感もクリニックにはありますね^^