こんにちは、美容看護師として働くヨッピーです^^
美容クリニックに興味を持つ看護師さんの中には、
- 美容クリニックは営業ノルマが大変そう・・・
- 営業トークの練習などもしないといけないの!?
- 転職できても人見知りの自分にできるのかな。。。
と、営業ノルマのことが心配になって、いま一歩踏み出せないという方もいると思います。
また、ノルマを達成すると、どの程度インセンティブ(報奨金・達成金)が貰えるのかなども、心配とは逆の意味で気になるポイントですよね!?
かといって面接で人事や看護師長さんにズバズバ聞くのも気が引ける・・・
美容クリニックの営業ノルマやインセンティブの有無については、転職を検討中の看護師さんにとって重要な問題ですが、あまり情報がオモテに出てこないというのが現状。
ここでは、美容クリニックの営業ノルマやインセンティブの仕組みについて、そして給与やボーナスへの影響などについて、詳しく紹介したいと思います。
過去に私が勤務していた美容皮膚科や美容外科クリニックの事例や、友達が勤務している美容クリニックの事例などもたくさん挙げながら具体的に説明していくので、良かったらチェックしてみてください^^
ヨッピー
- 【記事1※この記事】【看護師にノルマはあるの?】美容クリニックの営業ノルマとインセンティブ
- 【記事2】3つの事例【美容クリニックの営業ノルマ】看護師の給与・ボーナスへの影響は?
- 【記事3】美容外科/美容皮膚科クリニックの営業ノルマに関するまとめ【向き合い方のコツを紹介】
Contents
看護師に営業ノルマを課している美容クリニックは少数派
「営業ノルマ」と聞いて皆さんはどういったものをイメージしますか?
- 売上目標が個人個人に設定されていて大変
- 達成できないとお給料が減らされる
など、どちらかというと悪いイメージが強いですよね。
確かに美容クリニックが他の診療科の病院と大きく異なる点は、治療の成果だけではなく利益の追求が重視される傾向にあるという点です。
なので、そこで働くからには看護師といえど、一企業人として売上アップに尽くさないといけません。
ですが、多くの美容クリニックで営業ノルマが設定されているのは受付やカウンセラーであって、看護師ではありません。
看護師の場合はたとえ業務内容に営業やノルマがあったとしても、その基準はゆるく、未達成でも減給などのペナルティはない場合がほとんどです。
看護師にとって美容クリニックは働きやすい職場環境に
美容クリニックでは通常、月ごとの売上目標を必ず設定します。
美容クリニックの規模や患者さんの来院人数、繁忙期か否かなどによっても変動はありますが、売上目標金額の目安は、毎月数千万円単位というクリニックが多いです。
美容クリニックでは1つ1つの手術の単価が高いため、売上目標金額も飲食店等のそれとは規模が異なります。
そのため、もし看護師1人1人にノルマを課すのであれば、その目標額も1人あたり数十万円単位となってきてしまいます。
実際に、以前はそれぐらいの金額ノルマを、看護師に課すクリニックもありました。
しかし最近では精神的負担をかけて辞められると逆に困るので、看護師に対して「ノルマ!ノルマ!」と攻め立てることはほとんどありません。
美容クリニックが営業能力をストイックに求めていたのは、一昔前の話なのです。
逆に今では、美容クリニック業界全体の傾向として、看護師の業務負担をどんどん軽くし、働きやすい環境を整える方向に進んでいます。
こういった経緯もあって、看護師個人には営業ノルマを課さないという美容外科・美容皮膚科クリニックが圧倒的に多いのです。
ただし、営業ノルマはないものの、達成時のインセンティブ(報奨金)は発生している美容クリニックはたくさんあります。
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ちょっとアタマが混乱しちゃいますかね・・・^^;
このあたりの仕組みについてもう少し深堀りして説明します。
看護師に営業ノルマは無いがインセンティブは発生する
看護師個人に対して営業ノルマを課している美容クリニックはほとんどありません。
しかし、多くの美容クリニックでは、売上目標金額を達成すると、インセンティブが発生する仕組み(制度)になっています。
つまり、全体の売上目標が達成されなかった場合でも看護師にお咎めはありませんし減給もありませんが、達成した場合には看護師にもインセンティブをつけるというパターンが、美容クリニックでは多く見られます。
ヨッピー
「インセンティブ」というと聞こえが良いですが、分かりやすく置き換えると業績給(報奨金・達成金)です。つまり、美容クリニックの業績が悪いとインセンティブが出ないということになってしまいます。
逆に業績が良い場合、インセンティブとして支給される金額は1万円から中には10万円を超えるケースもあり、病棟の夜勤手当以上の金額になるケースも多いのです。
美容クリニックがインセンティブ制度を導入する意図
美容クリニックにおいて、看護師はお客さんと一番長く密に接する職種ですし、施術の案内ができるチャンスが他のスタッフよりもダントツで多いです。
そのため看護師であっても、チャンスがあれば是非お客さんに施術を提案してほしい(売り込んでほしい)と美容クリニックの経営者や院長は考えています。
医師や営業のプロである美容カウンセラーとまではいかなくとも、看護師にも売上に貢献してもらいたいというのが、美容クリニックを運営する側の本音なのです。
美容クリニック全体の売上が上がれば、看護師にもインセンティブとして報奨金を付ける。そうすることで、看護師の営業意欲を刺激し、売上UPを狙う・・・という戦略ですね。
インセンティブがあると、たとえ営業ノルマがなかったとしても自分のできる範囲で営業活動をしようかな、となりますよね?!そういう営業の気持ちを持ってもらうためのインセンティブ制度だと考えるとイメージしやすいかもしれません。
美容クリニックにおける営業ノルマやインセンティブのイメージが、何となく掴めてきたでしょうか?
基本的に営業ノルマは無く、給料にプラスはあってもマイナスはないインセンティブ制度なので、思っていたよりも大丈夫そうかも・・・と感じた方が多いと思います。
それでは次に、具体的にどのような営業ノルマやインセンティブの事例があるのか、私や友人の勤めている美容クリニックを例に3つほど詳しい事例を紹介していこうと思います。
個人的に良いと思う事例や、あまり良くないと思う事例もあるので、それぞれ解説していきますね^^
3つの事例【美容クリニックの営業ノルマ】看護師の給与・ボーナスへの影響は?