こんにちは、美容看護師として働くヨッピーです^^
美容クリニックでは医師や看護師以外にもたくさんのスタッフが働いています。
病棟ほどではありませんが、一般のクリニックと比べると多め・・・。
各々の職種(スタッフ)に役割があり、医師や看護師と連携しながら業務に当たることで、美容クリニックの運営が成り立っています。
ここでは次の7つの職種について紹介していきます。
- 美容クラーク
- 受付カウンセラー(受付スタッフ)
- 看護アシスタント
- 看護助手(ナースエイド)
- ビューティーオペレーター
- フロアアテンダント
- クリーンスタッフ
ヨッピー
なお、美容クリニックで働く看護師の役割や、1日の仕事の流れについては、関連記事で紹介しているので良かったら参考にしてみてください。
美容外科・美容皮膚科クリニックでの看護師の役割や仕事内容は?美容外科/美容皮膚科クリニックで働く看護師の1日の仕事の流れContents
スタッフ(職種)の役割について解説!
美容クラーク
美容クラークというのは、簡単に言うとカウンセラーのことで、クリニックの中でも非常に重要なポジションです。
お客さんは自分自身の悩みを美容クラークに相談し、その中でこの美容クリニックを選んで大丈夫なのかどうかを判断していきます。
その中で、自分自身の悩みを受け入れてくれて、この人(この美容クリニック)に任せたら悩みが解決しそう、安心して任せられそう、といった感覚をお客さんに持ってもらうことが大切になってきます。
つまり、美容クラークは美容クリニックにとって『看板的な存在』、つまりお客さんがその美容クリニックで施術を受けるかどうか最初の判断基準になるのです。
もちろんメインの看板は美容クリニックの医師(院長)になりますが、美容クラークも医師と同じぐらい大切です。いかに相手に寄り添えるのかが、美容クラークにとって大事になってきますね^^
受付カウンセラー(受付スタッフ)
受付カウンセラーは美容クラークと仕事内容は似ています。小規模な美容クリニックになってくると、兼務していることもあります。
両方を置いている美容クリニックで違う点は、受付カウンセラーはあくまで受付ですので、個人個人の悩みを聞くというのではなく、システムや会計の説明、美容クリニックの運営に関する質問を受けるといったことが仕事になります。
受付の印象によってクリニック全体の印象も変わってきますから、やはりこれも重要な仕事と言えますね。
看護アシスタント
美容クリニックでは、看護助手ではなく看護アシスタントと表現されます。業界的に、メインがいてそれに到達していない見習いをアシスタントという位置付けにするのです。
本来、看護師は免許が必要なものであって、アシスタントが看護業務を行うようにはなれません。なので、言葉の使い方としては間違っているようにも思いますが、これはイメージ戦略の1つですね^^;
看護アシスタントは、オペ機材の洗浄であったり、ベッドメイキングなどが主な業務になります。その他にも掃除や雑務などもこなす「何でも屋さん」です。
ただ、だからといって楽チンなわけでも適当にやっていい訳でもありません。医療行為や看護業務にあたる部分以外は行う可能性があるためです。
忙しい時には何でも手伝えるようになっておくことが重要で、これだけ仕事ができれば大丈夫、ではなく常に自分ができることを増やしていく必要があると思います。
看護助手(ナースエイド)
看護助手(ナースエイド)は、先ほど説明した看護アシスタントと同じような役割で、クリニックによって看護助手やナースエイドという名称になっています。
使い分けとしては、大規模な大手美容クリニックだと看護アシスタント、小規模な個人経営の美容クリニックだと看護助手(ナースエイド)という名称が使われていることが多いように思います。
つまり、より一般のクリニックに近いところが看護助手(ナースエイド)という呼び方をする傾向があります。
仕事内容としては、看護師のサポート業務をメインに、機材器械の準備や洗浄、ベッドメイキングなどです。
看護助手とはなっていますが、看護師以外のサポートを行うこともあります。
ビューティーオペレーター
ビューティーオペレーターとは、簡単に言うとコールセンターのこと。お客さんからの電話問い合わせに対して、適切に対応していくのが仕事です。
その美容クリニックのことが気になっている人(まだお客さんにはなっていない人)が最初に会話を交わす相手になることも多いので、対応には細心の注意を払わないといけません。気が抜けませんね、、、
また、施術を受けた後の問い合わせや、場合によってはクレーム対応も発生します。クレームに全て1人で対応するわけではありませんが、とにかく初動が大切なので、冷静に対処することが大切です。
フロアアテンダント
簡単に言うと、付き添い人です。ホテルでチェックインすると、荷物を持って部屋まで案内してくれますよね。そういった仕事です。
この職種のみ独立して設置されている美容クリニックは少なく、芸能人や外国人の方をお客さんに持つ六本木にあるような超高級美容クリニックだとフロアアテンダントがいるケースがあります。
一般の美容クリニックの場合は、いないところが大半ですね。その場合は美容クラークが兼務していることも多いです。
クリーンスタッフ
クリーンスタッフはその名の通り、クリニック内の掃除を行う清掃員です。
ただ単に掃除を行うといっても美容クリニックの場合はお客さんに気を遣いながら、邪魔になったり気分を害することがないように作業していくことが大切になります。
クリーンスタッフにも気配りの精神は必要で、「接客」に関しては、クリーンスタッフも含めた全職種が身につけておく必要があると思います。
全ての職種は独立しておらず兼務になる可能性も高い
上記の職種紹介を読んでもらうと分かるように、全ての職種が完璧に独立しているわけではありません。
美容クリニックの規模によっては兼務になっている職種もありますし、名前が変わっただけというケースもあります。
美容クリニックでおこなう仕事を内容に着目して簡単にまとめると、【受付・会計⇒案内⇒カウンセリング⇒施術】ということになりますが、これをどういった職種で分担していくのかの違いですね。
やり方や進め方によってお客さんの満足度も変わってくるので、慎重に方針を決めていく院長も多いです。
中には、美容クリニックの役割分担も含めた新規立ち上げを、コンサルティングするような会社すらあります。
これから美容クリニックへの転職を考えている看護師さんは、自分が採用された場合、どの範囲までの仕事を受け持つのか、面接の時に必ず確認するようにしましょう。
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